保管するべき遺品

自営業を営んでいる人が亡くなった場合、その仕事に関する書類は、書類ごとに保存期間が義務づけられているようですので、捨てずに必ず保管するようにしましょう。また、一見するとただのおもちゃのように感じられるようなコレクションなども、遺産となる可能性があるため、蔓や掛け軸など以外のものも保存しておくことをお勧めします。素人目には一見価値がなさそうでも、ひとつ何千円という値がつき、合計すると結構な金額になるといった場合もあるようでます。故人以外には興味のないものであっても、一度インターネットなどで確認してみると良いのではないでしょうか。故人の家が遠方であったり、孤独死などで死を迎えられた場合などのように、遺族が遺品整理を行えないような場合には、遺品整理サービスというものを利用すると良いでしょう。遺品整理サービスの流れとしては、複数の業者に見積もりを出してもらい、比較、検討して業者を選びましょう。その後、状況などをすり合わせたり、打ち合わせをしたりし、業者に委託しましょう。業者側は、打ち合わせの内容通りに遺品を整理、仕分けし、各種梱包をし、遺品を搬出します。その後、簡易的に掃除を行い、終了という流れが一般的なようです。近年では業者によってオプションサービスなども充実しているようで、遺品整理だけでなく、部屋の掃除や遺品の供養、保管などのようなさまざまな依頼に対応してくれるようになっているようです。遺品の価値などによっては、故人のお墓のグレードもアップできる可能性もあるため、公園墓地、霊園、納骨堂など、お墓の資料も多く用意し、比較、検討できると良いのではないでしょうか。もちろん、思い出の品などは言うまでもなく身近に置いて故人を偲ぶ時間を日常の中に作れると良いでしょう。

通夜、葬儀、各種手続き

家族内での打ち合わせが終わったら、次に葬儀会社との打ち合わせを行いましょう。内容としては、通夜、葬儀の内容を決定すること、その段取りの確認、香典返しや心づけ、返礼品、通夜ぶるまい、精進落としなどを行うか、そのスタイル、行う場合の準備をする段取りといったことになるでしょう。打ち合わせ内で、通夜と葬儀の案内を出す準備や、喪服の準備なども葬儀会社に依頼したい場合は速やかに伝えておくと良いでしょう。その後、世話役の依頼、葬儀費用の準備、宗教者への依頼という流れになるでしょう。故人の信仰していた宗教によっては、葬儀スタイルや入るお墓などにも決まりがあるため、公園墓地、霊園、納骨堂など、近年さまざまなスタイルのお墓がありますが、選ぶのは宗教の確認が終わってからにしておきましょう。仏教であれば、僧侶、キリスト教であれば、牧師さんか神父さんなど、宗教によって依頼が異なるため、あらかじめ確認しておくのも良いかもしれません。通夜での注意点としては、喪主や遺族は弔問客の対応はせず、故人の側を離れないということでしょう。弔問客の礼に対しても、座ったまま静かに黙礼で返すだけで大丈夫でしょう。神道とキリスト教では、通夜ではなく、神道では選霊祭と通夜祭、カトリックでは通夜の祈り、プロテスタントでは前夜祭と呼ばれる儀式を行なうことになるでしょう。焼香のかわりに神道では玉串奉奠、キリスト教では献花をするのが一般的でしょう。書類の動きとして気をつけておかなければならないのは、期限と保管でしょう。死亡診断書または死体検案書がなければ火葬許可証をもらえないため無くさないように管理しましょう。また、7日以内という期限も気をつけましょう。埋葬許可証も、埋葬時に必要となるため、骨壷の中などに入れて管理しておきましょう。

通夜、葬儀の方針

多くの場合、死を前にして「とにかく葬儀会社ヘ連絡する」といった状況に陥ってしまい、気付くと通夜も葬儀も終わってしまい、あとあと「もっとこうしてあげれば良かった」というように準備不足を後悔してしまうといったことが見受けられるようです。納得のいくお見送りをしたいと思った場合には、葬儀会社に依頼する前
に、親族間で「どのような通夜にしたいか」「葬儀はどういった形にするか」というような方針を相談し、決めておくと良いのではないでしょうか。これを行うだけで、葬儀会社との打ち合わせがスムーズになるのではないでしょうか。家族間でまず初めに決めておきたいことは「喪主を誰にするか」でしょう。「喪主」とは遺族代表の葬儀の主宰者と言えるでしょう。葬儀中にあいさつをするのはもちろん、その後の法要も中心となって進めていくことになるでしょう。次に、故人の信仰している宗教を確認しておきましょう。これは、宗教によって葬儀内容が異なってくるため、故人の信仰にそって葬儀を行なうのが基本と考えられるからでしょう。その後、葬儀の形式と規模を決めていくと良いでしょう。現在は、一般的な宗教葬儀だけでなく、自由葬や家族葬なども増えているようです。どういった形式で行なうのか、家族で話し合い、葬儀に参列する人の人数なども予測しておくと良いでしょう。その後、上記の条件を考えながら、会場を決めていきましょう。以上の相談をした上で、葬儀全体の予算までを決めておけたら望ましいのではないでしょうか。様々なスタイルが増えてきた葬儀です。わからないことや希望などは、どんどん遠慮せずに相談してみると良いでしょう。お墓なども同様に、多くのバリエーションがあるため、家族であらかじめ相談しておくことは重要と言えるでしょう。

解剖と伝染病

よく、テレビドラマなどでも耳にする「司法解剖」とはどういったものか、考えたことはありますか?これは、死因を究明するために行なわれるもので、犯罪による死亡の疑いがあるといった場合に行なわれるようです。その条件に当てはまらない場合に行われるのが「行政解剖」と呼ばれています。司法解剖というのは遺族の同意は不要とされますが、行政解剖は遺族の同意が必要と言われているようです。行政解剖が行われるのは、食品による中毒死や伝染病由来の死亡というものが多いと言われているようです。また、通常であれば死亡して24時間以上経過していない場合、火葬をしてはいけないことになっているようですが、コレラや腸チフス、赤痢、ペストなどといった法定伝染病が原因で死亡した場合には、病院の霊安室に安置し、火葬許可証を得てすぐに火葬される流れになるようです。これは、伝染拡大を防ぐためであり、遺体を自宅や葬儀場には運べないことになっているようです。伝染病での死亡というのは、現代では一般的ではなくなっているため、そうそう頻繁にあることではないと言えるでしょう。しかし、司法解剖や行政解剖は、事件や事故、食中毒などの場合に適用されるとされるため無関係とは言い切れないのではないでしょうか。遺骨となってお墓に納骨されるまでは、死因や死亡場所によって様々な手続きや処置があるため、慌てずに対処していくことが重要と言えるのではないでしょうか。いつ、どこで、誰に訪れるかわからないのが「死」であり、また、誰もが避けて通れないものでもあるでしょう。準備しておくというよりは、心構えとして頭の片隅にメモしておくといざという時に役にたつかもしれません。

遠方で亡くなった場合

自宅や病院のほかにも、死はいたるところで思わぬ時に訪れてしまうのも忘れてはならないのではないでしょうか。単身赴任などで地方にいる場合や、旅行中に死亡した場合などには、遺体を搬送して葬儀をするか、現地で密葬するかどうか選ぶことになるでしょう。一般的に、搬送する場合には費用がかかるため、現地で死亡屈を提出し、仮通夜や密葬をすませたあと、火葬を行い自宅へは遺骨だけをを持ち帰りお墓に納めるといったことが多いようです。この時気をつけるべき点は、死亡届を本籍地に再提出するということでしょう。自宅近くで本葬を行ないたいといった場合は、改めて地元の葬儀社に頼む必要があるでしょう。また、同様に海外で亡くなってしまった場合には、その国によって手続きが違うため、まずはそれぞれの国の大使館に連絡をし、対応を確認すると良いでしょう。現地で火葬して遺骨を持ち帰るといった場合、費用はそんなにかからないとされているようです。現地での死亡診断書や、火葬許可証は必ずもらう必要があるでしょう。遠方での死亡の場合、変死として扱われる場合も少なくないため、手続きをきちんと把握しておいても良いかもしれません。変死とは、事故死や自殺、他殺、突然死などのように、あきらかに病死ではない状態で発見された場合に呼ばれるようです。こういった場合、病院で医師による死因の特定ができていないため、警察医による司法解剖で死因が調べられ「死体検案書」というものが作成されるようです。救急車で搬送されて24時間以内に死亡した場合にも、検死が行なわれることになっているようです。また、病院で亡くなった場合も死因が特定できないといった場合、行政解剖が行なわれる場合もあるようです。この行政解剖には遺族の同意が必要であるということも覚えておくと良いでしょう。

永代供養の利用

永大供養のお墓を一体どのような人が使っているのかということを気にする人は多いかもしれませんが、最も一般的な理由として挙げられるのは子供がいないからということではないでしょうか。全く身の周りに血の繋がったお墓を管理することができる人がいないという場合には、永大供養のセットが組み込まれたお墓がおすすめだと言えるでしょう。他にも子供はいるが、絶縁状態にあるなどという風に特別な理由があって子供と連絡を絶ってしまっている場合などには、おすすめのお墓であるということは間違いないと言えるでしょう。また様々な宗教家社会的な考え方の違いによって親と同じ墓に入りたくないという風に考えている人は増加傾向にあるという風に言えるかもしれません。そのような場合でもお互いの墓を個人の墓として建てて、永代供養を管理者に頼むことで死後も関わりを断つことができるというのはそのような願望がある人にとってみればメリットとして捉えられるのではないでしょうか。また、子供がいるけれども、子供自身が結婚していないため子供の代でお墓の管理が途絶えてしまう可能性があるという風に不安視している親にとってみれば、このような永代供養付きの墓を先に買っておくということは子供のためにものためにもなるし、将来のためにもなるということは言えるかもしれませんね。また、個人的な理由で家族と同じお墓に入りたくないという風に考えている人もいるかもしれません。そのような場合には、家族となるべく離れたお墓に入りたいと考えるのが普通でしょうし、そのような際に本人ができる最も最善策として考えられるのがやはりお墓を別々にするということではないでしょうか。

永代供養

永代供養墓とは何なのかということを知らない人は多いかもしれませんが、知っておくと自分自身のライフプランを形成する上でも、重要で役立つものであるというふうに考えられるでしょう。現代では、結婚しなくても幸せになれるというようなキャッチフレーズが流行るほど、むしろ結婚は重要視されておらず、生涯を通して独り身で過ごすという人も多くなってきました。そのような人になると、お墓を継承する人がいなくなってしまうというふうに考えられていますが、夫婦となって子供がいる場合であっても、子供が親の墓の世話をしたくないという風に思うケースは少なくないという風に言えるかもしれません。当然、親の視点からしても、子供に墓の掃除やメンテナンスなどの苦労をかけることは、なるべくしたくないという風に考えるのは親心であれば、当然のことであるかもしれませんそのような中で、最近登場したのが、永代供養お墓と呼ばれるもので、契約をすることで墓地の土地の管理や掃除供養や遺骨の管理などの様々に至るまで代理人がそれらを行うというシステムで、仕事に忙しい子供などが親の苦労をする際などに使う人が増えているという風にも聞いたことがあるような気がします。そのような意味では、現代の生活などにピッタリとマッチした形式であるということは間違いないという風に言えるかもしれません。一般的なお墓というものは、当然ながらそのお墓を継承する人を墓地の所有者などに紹介しなければ、お墓を建てることはできないものでありますが、永代供養お墓場合ですと、ほとんどそのような制限はなく、自由にお墓を縦で管理してもらうことができるため大変便利なものであるというふうに考えて良いのではないでしょうか。

墓石はどうするか

民営の墓地の場合、墓石を立てるときに指定された石材店しか使えないところが多いようです。 見学の際に、何件か紹介されたとしても利用できる石材店を指定される場合もあるそうです。 石材店が指定されていることに気が付かずトラブルになることもあるそうです。 また、石材店の中に依頼したい会社があるかどうかも調べた方が良いそうです。 逆に、石材店が決まっているならば、そこから霊園を紹介してもらうということもできるそうです。 永代使用権の承継の範囲はどうなのかを知る必要があるそうです。 親子しかダメというところもあるそうです。 けれど結婚した娘の夫に継いでもらいたいという人もいますし、孫に継いで欲しいという人もいるかと思います。 また弟についで欲しいという人もいるかもしれません。 継いで欲しい人が実際に継いでくれるかどうかの確認も必要ですし、墓地がどこまでの範囲で継承者を認めているかを調べる必要があるようです。 不動産を契約するのと同じように、契約書を注意深く読む必要があるようです。 墓石の形はいろいろありますが、墓地によっては形が決められているところもあるようです。 民間の墓地の中には、好きな形の墓石にすることができるところもあるそうです。 競馬が好きな人は馬をモチーフにしたり、帽子が好きだったら帽子の形の墓石など、個人の好みを反映させることもできると思います。 芸能人のお墓のように派手なものだと、お墓参りするファンも楽しそうですね。 墓石の種類も選ぶことができるそうです。 庵治石や大島石、御影石と石にもいろいろな種類があるようです。 霊園などの見学会の時に墓石の形も見ておくといいと思います。 予算によって変わってくるかと思いますが、納得のいくものにしたいものですね。

祭祀継承者は祭祀も受け継ぐ?

祭祀財産を受け継いだ人は法事などもやらなければならないかというとそうではないそうです。 法事をするにしても、その分の財産を分けてもらうわけでもないそうです。 年齢的なこともあって、親の法事を33回忌までやるということも難しいという人もいます。 お墓を引き継ぐと檀家になれば、檀家としての仕事やお布施を出さないといけなかったり、霊園でも管理費が必要となってきます。 法事をするにしても他の兄弟と話し合って費用負担をしてもらってもいいと思います。 お墓を継いで欲しいという気持ちがあるならば、他の子どもよりも多めに遺産を残すとか、生前贈与をしておくとか、それなりの方法を取る人もいるそうです。 お墓を継承すると決まったら、菩提寺への挨拶をしなくてはいけないそうです。 49日の法要や納骨をする時期も決めなければならないからです。 墓地の使用者が変わるということで契約書を交わすお寺もあるそうです。 どんな手続をするかはお寺によって違うそうなので確認するようにしてください。 年間使用料に関しても、金額、支払い方法、支払期限などを聞いておくようにするといいそうです。 法要は、故人の冥福を祈るためのものです。 菩提寺に出向いて行うことが多いですが、自宅に住職を招いて行う場合もあります。 一周忌には遺族だけではなく故人の友人、知人を招いて行ったりします。 最近は、一周忌は遺族だけという家庭も増えているそうです。 三回忌以降は、僧侶を呼んだりせずに親族だけで食事会をしたりすることが多いそうです。 こうして弔い上げの33回忌(または50回忌)まで、喪主が主催するそうです。 お墓の承継者と喪主が違っていてもいいそうです。 故人の供養ですから、心のこもったものにしたいと思います。