葬儀の挨拶は簡潔に

挨拶文を考えるのは、喪主に限らず我々の頭を悩ませるものですが、堅苦しい文句を使おうと肩肘を張る必要はありません。むしろ短い文を使って簡潔に伝えた方が参列者の印象に残ります。あまりにも長々とした文章になってしまうと、参列者は退屈してしまいます。場が場ですから誰も非難しませんが、参列者の気持ちを慮ることが大切です。参列者に対する配慮は遺族の並び方にも表れます。告別式では遺影を持つ人、位牌を持つ人が必要になります。彼らは下手な動きをせず、参列者に向かって静かに立つことが求められます。それが感謝の気持ちを表すのです。挨拶する遺族は中心に、遺影を持つ人は左に、位牌を持つ人は右に立つようにしましょう。ほとんどの遺族はこうしたルール、マナーを知りませんから、葬儀業者が随時アドバイスすることになります。ところで挨拶文は前述したように「短く簡潔に」がコツなのですが、決まり文句を使うのも賢いやり方です。お礼の言葉を中心に決まり文句が紹介されている書籍、サイトもありますから、是非そちらを参考にして下さい。ここでも幾つか使える文句を紹介することにします。例えば「お忙しい中を~のためにお集まりいただき・・・」は定番の文句です。この文句を最初に口にすれば、続けて故人に纏わるエピソードを話しやすくなります。「生前はお付き合いいただきましてありがとうございます」も定番の文句です。故人の気持ちを代弁するかのような挨拶が理想的だと考えて下さい。エピソードに定番はありませんが、故人が闘病していた場合は生前にその様子を聞かされていない参列者もいるでしょうから、病状がどうであったのかを話すのも良いでしょう。もちろん遺族の一部が病気について話すことに反対している場合は無理に盛り込まないようにします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です