解剖と伝染病

よく、テレビドラマなどでも耳にする「司法解剖」とはどういったものか、考えたことはありますか?これは、死因を究明するために行なわれるもので、犯罪による死亡の疑いがあるといった場合に行なわれるようです。その条件に当てはまらない場合に行われるのが「行政解剖」と呼ばれています。司法解剖というのは遺族の同意は不要とされますが、行政解剖は遺族の同意が必要と言われているようです。行政解剖が行われるのは、食品による中毒死や伝染病由来の死亡というものが多いと言われているようです。また、通常であれば死亡して24時間以上経過していない場合、火葬をしてはいけないことになっているようですが、コレラや腸チフス、赤痢、ペストなどといった法定伝染病が原因で死亡した場合には、病院の霊安室に安置し、火葬許可証を得てすぐに火葬される流れになるようです。これは、伝染拡大を防ぐためであり、遺体を自宅や葬儀場には運べないことになっているようです。伝染病での死亡というのは、現代では一般的ではなくなっているため、そうそう頻繁にあることではないと言えるでしょう。しかし、司法解剖や行政解剖は、事件や事故、食中毒などの場合に適用されるとされるため無関係とは言い切れないのではないでしょうか。遺骨となってお墓に納骨されるまでは、死因や死亡場所によって様々な手続きや処置があるため、慌てずに対処していくことが重要と言えるのではないでしょうか。いつ、どこで、誰に訪れるかわからないのが「死」であり、また、誰もが避けて通れないものでもあるでしょう。準備しておくというよりは、心構えとして頭の片隅にメモしておくといざという時に役にたつかもしれません。

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